Casa BRUTUS
『Casa BRUTUS』編集長
西尾 洋一
西尾 洋一
MAGAZINE
現代美術作家・杉本博司が〈江之浦測候所〉という集大成的な施設を完成させた際に我々はある試みをしました。本誌では施設を構想する際に影響を受けた建築を御大自ら選定して執筆、「おさらい日本の名建築」という保存性の高い100ページの特集にまとめました。一方、オンラインでは〈江之浦測候所〉の全貌を4Kカメラとドローンを駆使した5分30秒の映像作品として見せたのです。美しくストーリー性のある誌面でブランディングに長けたプリント、新たな表現方法と拡散に⻑けたデジタル。Casa BRUTUSは各デバイスの特性を生かした多面的なソリューションを展開できる編集部です。
PROFILE
1976年生まれ。2001年、早稲田大学卒業後、マガジンハウス入社。Tarzan、relax、anan編集部を経て、2012年よりCasa BRUTUS編集部勤務。2018年に編集長に就任。同年、猫村さんの茶室世界を草月会館に展開した創刊20周年記念イベント「夢のネコムーランド」を開催し、入場まで最大4時間待ち、2日半で4000人の動員を記録。